自然
九州で大地震が起き、現在も余震が続いている。今日の朝テレビをつけると、漫画のような映像が流れていた。アスファルトの道なんて関係なく、あたりの物を巻き込んで地滑りを起こしていた。これを見た瞬間、「自然には敵わないな」と思い知らされた。
人間はいろんな知識や術をもって生活をコントロールしているように見せているけれど、やっぱり人間は自然循環の一部。頂点には立っていない。
タオ島に居る時も思った「自然には敵わないな」って。
こんなに美しいもの作れないよ。自然ってすげぇ。
美しく、良くも悪くもパワーを持つ自然。大切にしなきゃ。地球が怒ってるのかもしれないね。
これ以上地球怒らないで。
九州の人達がもうこれ以上苦しまないように。
Big smile make Big power ☺︎
change
日本に帰ってきて12日。学校が始まって1週間が過ぎた。
また、みんなで楽しいことしよう
タオ島で生活してたのは夢やったんかな?
去年の夏に行った2週間タイ旅行から帰ってきたときは余韻が凄くて何もできなかった。今回もその余韻来るんやろな〜と思っていたら…
帰ってきた直後から襲いかかってくる課題の山。2ヶ月分の課題を1週間弱で終わらさないと。ということで、余韻に浸る暇もなく勉強勉強。そんな事をしていると大学もスタートしていた。
今になってやっと落ち着いてきた。
タオ島に行ってから今まで自分の事で手一杯だった。上手くできる人ならもっと周りを見ることはできたと思う。でも、私はできなかった。やっと余裕が出てきたところで周りを見ると、人生の中で1番、人を振り回してることに気づく。
だめだこりゃ
変なモヤモヤが胸に溜まる。
だめだこりゃ
頭がパンク状態。もはや暴走ぎみ。情報の処理ができませんって言ってる。
そりゃこんなのに付いて来れないよね。
時間が解決してくれるって思っていたけど、それもタイムオーバーみたい。
ありがとう ごめんね
Big smile make Big power ☺︎
DMT FINAL 当日#3
リフレッシャー講習 スキル練習。3人のインストラクターさんがお客さん役で水中スキルをやる。
私が担当するのはレギュラーリカバリ、フィンピポット、ウエイト脱着。
デモンストレーションをしてからお客さんにやってもらう…のだが、インストラクターさん1発目でいきなり暴走笑
横の人のレギュラーを奪ったり、絶対リカバリー出来てるのにチョップで激突したり…。オクトパスの出番が多い笑
極め付けは、ぷるちゃんがマスク脱着のデモしてる間に、あすかさんがポケットから何かを取り出す。そして、他のインストラクターさんに渡す。
「???」
そしたら、サンタ帽でマスク脱着ならぬ帽子脱着スタート!
お次は、水中メガネをかけてオッケーサイン!
面白すぎる
どうしていいか分からない2人を置いて、インストラクターさんは暴走し続けた。笑
全てのスキルを終え、あすかさんがスレートに手を伸ばす。
DMT修了
祝 New Dive Master !!
その瞬間2人で抱きあった。
周りの人全員が水中で拍手。
人生でこんなに、大きな達成感を味わえる事なんて何回あるんだろう?
とにかく嬉しかった。
やり遂げたんだって。
浮上すると…
バンザイ号に掲げられた旗が!!
そして、みんなが笑顔で祝福!!!
自分の様に感動してくれて、お客さんまで祝ってくれて。
暖かかった。 皆さんの心が。
「DMTをするとダイビングの技術が向上するのは当たり前だけど、人間的に凄く成長するよ」
って言われて始まったトレーニング。
本当にその通りだと思う。
目の前の課題にひたすら取り組む日々。
異国の離島での生活。
色々な人との出会い。
DMTがどういう物なのか知らないまま飛び込んだ私。全てが初めてのことばかりで、初めは日本に帰りたくて「なんでこんなとこ来ちゃったんやろ」って本気で思った。
でも、人間って変わるもん。毎日を全力で生きるに連れて、どんどんハマっていった。
人をそんなに魅了するだけの力がタオ島には、ダイビングには、BIG BLUEにはあった。
すごい世界に入ってしまった。
抜け出すことはたぶん難しい。
抜け出したくないけど。
BIGBLUEでDMT出来たことが幸せ。
素敵な人に出会えたから。
Big smile make Big power ☺︎
DMT FINAL 当日#2
竜宮城リーディングが無事終わり、ホッとしたいところだけど、そんな暇はない。水面休息時間の方がドタバタ。
気付いたら全部器材交換終わってた。
ボートマスターの仕事をして、すかさずリフレッシャー講習のブリーフィング。いつものブリーフィングにプラスして、怖がらさないように海での注意を言って、スキルの陸上ブリーフィングをする。
陸上ブリーフィングは色んなインストラクターさんに見てもらった。時には夜遅くまで。
パキパキはっきりと。
簡潔に。
大事なところは強調。
動きを一回止める。
自分の中で完璧っていう自信は無いけど、とりあえず自信有り気に言える様になってた。
ブリーフィングをしている時、船に乗ってるインストラクターさんが集まって、私達のブリーフィングを聞いていた。
緊張感満載。
ブリーフィングを終える頃には、エントリーしないといけない時間。
緊張する暇もなく、海へ!
バディの機材を背負ってエントリー。
砂場、水深10m付近。インストラクターさんがオクトパスの用意をした。それぐらい危ない事をするってこと。緊張が押し寄せてきたところで、スレートには「器材交換開始」と書かれ、1番不安な器材交換スタート!!!
バディのぷるちゃんが流れを引っ張る。
1つずつ落ち着いて。
肩を叩かれたらセカンドステージ渡す。でも、息を吐いてから渡しちゃったからすぐに息切れ。それでもすぐ、セカンドステージを渡してくれる。
BCDは一気に。
同時に渡して、体を寄せる。
自分でもびっくり。
途中の記憶が飛ぶぐらい一瞬だった。
昨日の言葉が蘇ってきた。
いつの間にか出来るようになってるんだ。
後から動画を見てみると、その時は全然気づかなかったけど、私達の両サイドには2人のインストラクターさんがしっかりと付き添ってくれていた。
言葉に出来ない暖かい感情が湧いてきた。何だろう?この感じ。誰か言葉にしてくれる人いないかな?この感情。何て言えば良いのか分からないけれど、その動画を見入ってしまった。
安心したのもつかの間。
リフレッシャー講習 スキル練習スタート…
Big smile make Big power ☺︎
DMT FINAL 当日 #1
いつもの時間に目覚ましが鳴った。
「ついに来た」って起きた瞬間2人ともにつぶやいた。お互い不安な模様。笑
今日は2ヶ月間寝食を共にしたぷるちゃんとのバディ愛が試される。朝イチから息はバッチリ。
チャバに着いたところでDMT FINALスタート。
チャバはいつもと同じ。スタッフが集まる。ロスターを見て、準備。お客さんの確認。
よし。いざ海へ!
ロングテールブリーフィング。行き先をキャプテンに伝え、ボートブリーフィング。いよいよリフレッシャー講習の機材のセッティング説明。
10年ぶりのブランクダイバーという設定で、インストラクターのお二人がお客さん役。
休む暇なく、ポイントに着くと竜宮城リーディング開始!
外洋ポイントであるチャンポンピナクルの北側、深度40メートル。ここが竜宮城。深度40メートルにいれる時間は最大9分。減圧不要限界ギリギリ。
初めて行く場所。初めての深度で窒素酔いとの戦い。タイムリミット。
やるしかねぇ。
インストラクターのアスカさんとバディで目指す!いざ竜宮城へ!!!
浅いところは綺麗。透明度10m越え。
よし来た!って思っていたのも、つかの間。
下はサーモクラインがかかっていて透明度1mもない。
横に居るアスカさんが見えない。
焦って全力ダッシュの私を肩を叩いて「落ち着け」とアスカさん。
とにかく、岩沿いに進んでいく。眉間が熱くなる。窒素ガス酔いなのかな?何も見えない中、不安でいっぱいだった。
すると、深度40mあたり。ユメウメイロのような魚の群れが居る。下には岩の床が出現。振り返ると、オッケーサイン!サーモのせいで何も分からないけれど、到着してた。竜宮城。
余韻に浸る暇もなく帰らないと。
逆の方向にコンパスを当てて深度を上げる。すると、ぷるちゃんとナヲさんの姿が!
そして、ピナクルの前でインストラクターの3人!
今でも鮮明に思い出す。帰りを待ってくれている3人の姿。 かっこよかった。
テルメアジの群れがお出迎え。
第一関門クリア!!!
みんなでハイタッチ。
でも、まだまだ気を抜けない。
Big smile make Big power ☺︎
DMT FINAL 前日
今、無事DMTを修了してバンコクに帰ってきました。
目の前の課題を毎日とにかくこなしていた日々が終わり、色々考える時間ができた。なんとなく、周りからの情報をシャットアウトしたくなって、書かなかった。
でも、書かなかった期間に起こった出来事は、私の人生にとって大きな事だと思うから、少しずつ追っていこうと思う。
DMT FINALの内容を知らされたのは、前日。何をするのか予想もつかない、状況の中、アスカさんから話があった。
内容は、
- ボートマスター
- 竜宮城リーディング
- 器材交換
- リフレッシャー講習
言い渡された時、手が震えてた。
自分が出来るのか?っていう不安とプレッシャーが、押し寄せた。
前日まではスタッフに何でも聞いていいという事で、いろんな事を聞いた。知ってる事も不安すぎて、何回も聞いてた。
「もう聞く事は無いか?よし、明日頑張れ!!!」って言いながらハイタッチ。
「よく食べてよく寝る!」
「知らない間にできるようになってるよ!自信持って^ ^」
「9時ぐらいにここに来るから、聞きたい事があったら居ったらいいし、居なくてもいいから」
「明日の今頃はパーティだよ!気合いで乗り切れ!」
スタッフの皆さんが優しい声をかけてくれる。本当にあったかい。
ありがとうございます!!
ここからは、バディのぷるちゃんと話し合い。
私の中では、器材交換が1番の不安だった。初めてやる事なのに、加えて、バディーブリージングをしながら深度10mで中性浮力を取りながらの器材交換。
いやいやいや、不安すぎるでしょ笑
とりあえずシュミレーションしてみたけど、やっぱりやってみないと分かんねぇってなった。
とにかく、
初めは相手の器材を着る。
マスク→フィン→BCDの順で交換する。
レギュレーターは一区切りごとに交代。
この3つを決めて臨む事に。
あとは各自でブリーフィングを考えて、スキルの陸上ブリーフィングも練習。気づいたら12時を越えてたから急いで寝た。
ドキドキ言ってるのが分かるぐらいに緊張しながら寝る。
やっぱり寝れるわけないよー
そんなこんなでファイナルを迎える事に。
自信がないとか言ってられない。やらなきゃ。やるしかないんだ。
Big smile make Big power ☺︎
あと2日
DMT FINAL まで、あと2日。
終わりって言葉が頭にちらつく時期に来ました。
学科が全部終わり、体力テストも終了。あとは、RDPデモンストレーションと陸上ブリーフィングのみ。こう見ると、ちゃんとやってきたんだなと感じる。
やっぱり終わりに近づいてくると、「まだ終わらないで」という思いが出てくる。人間そんなもんですね。
今日少し水中で、私たちのインストラクター ASUKAさんの後ろをついて行くことがあった。オープンウォーター講習でついて行くことはあったけれど、真後ろをついて行くっていうのは久しぶり。後ろ姿を見ていると、すごくたくましくて、安心感と安定感がある。ずっとついて行きたいって思った。私がどんなに頑張っても追いつけないなと思った。
陸でのASUKAさんも好きすぎて、もう日本帰られへんぐらいのパワー持ってはる。離れたくない〜
ASUKAさん愛が止まらない。
この続きは、ちゃんとダイブマスターになってからにしよう 笑
Big smile make Big power ☺︎